ランニングでメンタルの浮き沈みを少なくする
多くの人がメンタルを強くしたいと思っているかもしれません。しかし、メンタルは弱いのがデフォルトと考えた方が、いろいろと取り組みやすくなります。
メンタルが強い人のイメージは、
困難な状況でも冷静に心臓がバクバクしないで取り組めたり、
怒鳴られたり失敗をしたりしても落ち込まずに、
それを引きずらず生活できるといったものがあると思います。
もし人間が困難な状況や脅威にさらされた時に、
何も感じず平然と過ごせることがデフォルトであるなら、
もうとっくに淘汰されていたと考えられます。
そうだとすると、多くの人は上記のような状況にさらされた場合、
何らかのメンタルのダメージを受けることが普通であるほうが、
生き延びる確率が高いと言えます。
では、メンタルのダメージを受けた場合、どう対処していったでしょうか。
一つ目は、その状況から逃げること。
二つ目は、そういったダメージに対する対処方法をしっかりと身に付けること。
三つ目は、メンタルがダメージを受ける一連の知識を深めること。
この三つはあまりに当たり前に聞こえるかもしれませんが、
実際に自分がメンタルにダメージを受けるような状況に陥った時、
なかなか実践できないことでもあります。
従って、メンタルにダメージを受けていない普段から、
メンタルにダメージを受けた時の対処が自然とできるように備えておくことがとても重要になります。
また、あまり大きなダメージを受けないために、
普段から自分の気持ちや体の状況に敏感になって、
ひどい状況にならないうちに対処することが重要です。
メンタルの沈みを軽くするためにも、
普段からのメンタルのコンディショニングはとても大切になってきます。
そういった意味で、ランニングは、メンタルのコンディショニングにとても効果的な方法です。
ランニングにはメンタルを整える効果を沢山期待できますが、以下の3つを紹介します。
- ストレスを解消する効果
ランニングをすると、脳からエンドルフィンというホルモンが分泌されます。エンドルフィンは、痛みやストレスを軽減する効果があります。
- 気分を高める効果
ランニングをすると、脳からドーパミンというホルモンが分泌されます。ドーパミンは、快感や幸福感をもたらす効果があります。
- 自己肯定感を高める効果
目標を達成するためにランニングを続けることで、自己肯定感を高めることができます。
具体的には、以下のようなランニング方法が効果的です。
- 週3回以上、70％くらいの強度で30分程度のランニングを続ける。
- 自然の中でランニングする。
- 音楽を聴きながらランニングする。
もちろん、ランニングが合わない人もいます。
その場合は、他の運動や、瞑想、ヨガなどの方法を取り入れてみてください。
メンタルの浮き沈みを軽くするためには、
普段からメンタルのコンディショニングを心がけることが大切です。
ランニングは、その効果的な方法の一つです。
ぜひ、ランニングをして、メンタルの浮き沈みを軽くするように取り組んでみてください。
