自分の体に耳を傾けよう!

心地よい体ってどんな状態でしょうか?

  • 痛みや不快感がない状態
  • 自分がイメージしたように動かすことができる
  • 自分の体が軽く感じる

などがあげられるでしょうか
いつもこのような感覚を持つことは、
忙しい毎日を送っている現代人には難しいことかもしれません
でも、このような感覚は自分の体に意識を向ける習慣がないと
なかなか感じられないものです

人間は動くことで、体のさまざまな機能が維持されるようにできています。
筋肉は動かさなければ細くなって筋力が落ちてしまいますし、
骨も適度な負荷をかけてあげなければ弱くなってしまいます。
心肺機能も衰えてしまいます。


だから病気やけがで入院している患者さんも可能な限り動くようにして、
体の機能が衰えるのを最小限にしています。

体を動かすには筋肉を収縮させて関節を動かす必要があります。
筋肉や関節の周りには動きのセンサーがたくさんあります。
そのセンサーのおかげで肘が曲がったとか伸びたとか、
または、からだの組織を破壊するような負荷がかかった場合は、
痛みや不快さを感じるわけです。

これらセンサーからの情報は無意識でも処理されているので、
特に意識をしなければ気が付かないこともあります。
一方でこれらのセンサーの情報を意識的に把握しようとすると
自分の体の状態がより鮮明にわかってくるようになります。
そうすると体の少しの変化にも気が付けるようになります。

疲れて背伸びをした時などに、
どこが痛みがあるところはないかな?
ここを伸ばすと気持ちがいいかな?
ここが硬いかな?

など、少し意識してみてください。
少しの変化に気が付けるようになると、
日々の体のコンディショニングがやりやすくなります。

心地よい体を最近感じていますか?
自分の体に意識を向けることはありますか?


人間は動くことで体の様々な機能が維持されます。
疲れると背伸びをしたくなりますよね。
自分の体に意識を向け動かす時間をつくることがコンディショニングの一歩とも言えます。


ぜひ、自分の体に耳を傾けてみてください。

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