やりたいことがあるけれど、なんとなく体が不調で、
やりたいことに取り組めないということはないですか。
そんな時は、体力が低下していると考えて体力改善に取り組むと好転するかもしれません。
体力とは?
「体力をつけたい」というときは、
大抵、持久走ができるようになるとか、
筋力をつけたいといった意味で使われることが多いと思います。
でも、体力ってもっと広い意味をもっています。
体力とは、筋力、持久力、柔軟性などの身体的要素のほかに、精神的なストレスに対する耐性など精神的要素も含まれます。
「心身一如」という言葉をご存知でしょうか?
体と心は一体でわけることができないという意味です。
なので、体力も身体的な要素と精神的な要素があるのは納得できると思います。
あなたの不調の原因は、身体の疲れと精神的な疲れのどちらがメインですか?
どちらかに疲れが偏っていたとしても、体と心は一体なので、どちらか一方を整えればいいということになります。
しかし、身体的な要素の方がとっかかりやすいと思いますので、ここでは身体に焦点をあて、皆さんが手軽できる身体的な体力回復・向上のヒントを3つお伝えします。
- 睡眠時間を十分にとる
- こまめに体を動かす時間を増やす
- お風呂にしっかり入る
1.睡眠時間を十分にとる
みなさん睡眠をどのくらいとっていますか?6時間あれば十分という人もいるかもしれませんが、もしそれで活力が十分でなかったらもう少し睡眠時間を多くとった方がいいです。
National sleep fandationが推奨する睡眠時間は参考になります。
26歳から65歳の大人の推奨睡眠時間は7~9時間です。
もし7時間以下であれば、もう少し長く睡眠がとれるように生活を整えるべきです。
2.こまめに体を動かす時間を増やす
睡眠の質が悪い、寝つきが悪いという悩みがある人は、
日中体を動かす時間が少ないのかもしれません。
デスクワークがメインの仕事だと、
意識して体を動かさないと運動量を確保するのが難しいです。
いきなりスポーツクラブに通うのはハードルが高いですよね。
大抵は、何回か通って、だんだん行くのが面倒くさくなって、徐々に足が遠のき、退会するパターンです。
そんな人は、まずは1時間に一回立って動いたり、
スマホの歩数計の数字をこれまでより多くするように意識して歩いたりして、
活動量を上げてみましょう。
平日の隙間時間にこまめに活動量を上げることができたら、
今度は週末などに時間をとって、
一定の時間をウォーキングやランニングのような有酸素運動をしてください。
運動の効果はすぐには出ないかもしれませんが、継続すれば必ず変化が現れます。
3.お風呂にしっかり入る
入浴がシャワーだけの人もいるかもしれませんが、浴槽に入って体を温めることも大事です。
浴槽につかることで、体を温めてリラックスすることは、睡眠の質をよくするのにも役に立ちます。
どれも手軽にできる方法ですので、なんとなく体の不調を感じている人は上記3つを意識してみてください
ちょっとした生活を改善して体力が回復することで、身体の不調が改善されていきます。
少しずつ、
少しずつ、
できるところからはじめてみてください。